手技療法士:川上晃弘
  • 1970年 愛媛県生まれ。大学では心理学を専攻
  • 1999年 東都リハビリテーション学院 均整科を卒業後、阪急スポーツスクール渋谷にて、均整の施術を始める。
  • 2002年 渋谷桜丘町にGEO身体均整を開業。
  • 2019年 品川区五反田と千葉県南房総市、二拠点で施術を開始。妻と息子の3人暮らし。
  • 均整法学会会員、バッチ財団登録プラクティショナー、日本ホリスティック医学協会会員
均整の施術が好きなロッコ 四万十川にて

ごあいさつ

GEO身体均整の川上晃弘です。
大学卒業後、アジア各国を数ヶ月放浪する。帰国後渡米し、アイダホ州の大学に一年間勤務した後、小型飛行機のパイロットを目指しカリフォルニア州で免許取得。しかし、プロになることは考え直し、別の道を模索し始めました。帰国後、自然食の店で働きながら、今後何をやっていきたいか、いろいろなことを試していました。その根底にあった考えは、老若男女、世界のどんな国の人にでも普遍的で役立つこと、そして人間と自然の調和に関係することでした。

その頃、首の不調の施術を受けたことで均整法の存在を知りましたが、均整法は沢山ある手技療法の中の一つとしか思っていませんでしたし、それを仕事にするつもりは全くありませんでした。しかし、自然療法やオステオパシーなどの本を読むうちに、身体のことに興味を持ち、仕事にできないだろうかと思い始めていました。いま思うと、父が体育の教師だったことや、祖母がお灸をする姿、家に東洋医学の本があり、それをよく見ていたこともあり、なんとなく身体や健康のことには馴染みがあったのかもしれません。

知り合いに整体を受けている方がいて、その整体をやっている先生に話を聞きに行ったところ、なんとその方も均整法をやっていました。その先生の強い勧めもあり、直感的にこの道に進もうと決意し、その年(1997年)27歳のとき、東都リハビリテーション学院の均整科に入学しました。身体均整法の創始者である亀井進先生が愛媛県の方で、均整が愛媛県から発祥したものだと知り、さらに縁を感じました。

在学中はスポーツ施設の受付で働いていました。ある時、お客さんが、来る途中にギックリ腰になったようで、腰を曲げ、足を引きずりながらなんとか受付に来ました。外国人の背の高い女性でした。あまりに痛々しいので、 救急用のベッドでその方の腰をみさせてもらいました。数十分施術した後、その方の腰はまっすぐになり、普通に歩いて帰ることができました。後日、その方に手作りのケーキを頂きました。感謝されたことが私にはとても嬉しく、最初の自信になったことを覚えています。
同時期に、創始者の亀井先生の技術を最も継承する均整法学会に入会しました。そこで、TAO均整閑の渡部乙清先生をはじめとする、ベテランの先生方の技術と知識の幅広さと奥深さには本当に驚かされました。
身体均整法を自分の一生の仕事として勉強を続け、先生方のような仕事を自分もできるようになりたいという思いは決定的になりました。

1999年、学院を卒業後、在学中に働いていた渋谷のスポーツ施設で均整の施術をやらせて頂くことになりました。3年半後の2002年、その施設の閉館を機に、渋谷桜丘町にGEO身体均整を独立開業しました。2019年に五反田と南房総の二拠点での施術を始め、現在に至ります。
ご利用者の状態がよくなっていくことを実感する喜びや、支えてくれている人々、先生方のご指導がなければ、今までこの仕事を続けてこられなかったと思います。

私たち人間の体は、自然環境、社会環境、遺伝的要素などが複雑に影響し合い、一人として同じではありません。私は、そういった未知なる身体の施術者として、よきフィールドワーカーでありたいと思っています。
「GEO(ジオ)身体均整」のGEOとは地球、大地という意味があります。私たちは地球の自然環境と一体である人間という生き物です。私たちが本来の生命力を取り戻し、それぞれの個性を発揮していくという願いを込めてそう名付けました。
皆様とのご縁を大事にし、一つ一つの施術に新鮮な気持ちで向き合っていきたいと思います。そして皆様とよい時間を過ごしていければと願っております。